事業報告

平成22年度 事業報告書


1. 映画鑑賞環境の整備に必要な調査研究、統計の作成、資料の蒐集及び公表並びに関係官庁への意見具申に関する事項
  イ) 映画の海賊版撲滅対策に向けた諸活動の全面的な支援と映画観客動員数2億人達成をめざし、本年も映連、外配協、全興連、MPAの4団体が進める「映画館に行こう!」実行委員会に参加する。
    <実施報告>
「映画の盗撮の防止に関する法律」に定められた映画産業の関連事業者映画盗撮防止措置を積極的に行うと共に、「映画館に行こう!」実行委員会における映画観客動員に向けた施策の立案に参画した。
  ロ) 映画館における予告篇等の音量の適正化を図るため、「予告篇等音量適正化委員会」により、基準値の制定、調査等を実施する。
    <実施報告>
「予告篇等音量適正化委員会」では、映画館における予告篇の音量適正化を図るため、米国のTASA(予告篇音量標準化協会)の基準値である85Leq(m)以下の音量設定を定め、ダビングを行うスタジオや光学録音所から「予告篇等制作ダビングレポート」の提出を受けている。
平成22年度は、予告篇464本、CM/アドシネ55本、合計519本を適正値で制作したとの報告があった。
なお、デジタルについての調査は検証中である。
  ハ) デジタルシネマの製作、流通、上映に係る諸問題の解決に向けて調査研究を行う。
    <実施報告>
映画産業界のデジタル化が急速に進む中、特に興行面における「デジタルシネマ導入スキーム」の税法上に関する諸問題については、映連が実施している検証結果を情報共有した。
2. 映画文化、映画芸術の振興に関する普及啓発に関する事項
  イ) JAPAN国際コンテンツフェスティバル、東京国際映画祭、日本アカデミー賞の開催に協力する。
    <実施報告>
映画を含む全コンテンツ産業が連携する世界最大規模のJAPANコンテンツフェスティバル2010、第23回東京国際映画祭、そして、第34回日本アカデミー賞の開催に協力した。

  ロ) 名作映画鑑賞機会の提供、映画人による講演、映画に係る諸問題等をテーマに「映団連セミナー」を開催する。
    <実施報告>
●第3回映団連セミナー「戸田奈津子・私が愛した映画」
  開催日時: 平成23年2月1日(火)18:00〜20:45
  会  場: 有楽町 朝日ホール
  参 加 費: 無料
  内  容: 1.トーク・ショー
 ゲスト 戸田奈津子さん/
 インタビュアー 品田雄吉氏
  2.上映会
 戸田さんが選んだベストムービー
 「リトル・ダンサー」(2000年・角川映画配給)
 (イギリス/スティーブン・ダルドリー監督/111分/
字幕翻訳・戸田奈津子)
  応募総数: 20693組
  招待者数: 520組
  入場者数: 472名

●第23回東京国際映画祭 共催企画「映団連セミナー」
  開催日時: 平成22年10月24日(日)11:30〜14:30
  会  場: シネマート六本木 スクリーン4
  参 加 費: ①映団連加盟社/関係者=無料
②一般客=前売り、当日券共 ¥1,000
  内  容: テーマ/
フィルム原版の修復、保存とボーンデジタルシネマの長期的なアーカイブについて
  1.基調講演:
 岡島尚志氏(東京国立近代美術館フィルムセンター主幹)
2.パネルディスカッション
 大関勝久氏(富士フイルム株式会社)
 三浦和己氏(株式会社IMAGICA)
 天野ゆに子氏(角川映画株式会社)
 藤原忍氏(日本アイ・ビー・エム株式会社)
3.上映会
 〜原版保存プロジェクト修復作品〜「大捜査網」
 (1965年/大映/94分)
  入場者数: 93名(うち映画関係者63名)
  ハ) 「映画の日」における映画鑑賞機会の提供を、全興連の協力により推進することにより、映画の普及啓発に努める。
    <実施報告>
第55回「映画の日」中央式典と併行して、当団体は全興連の協力のもとに、全興連傘下各組合が中心となった地方大会を開催し、入場料金割引興行の実施、地域に適した行事・サービスを行った。
  ニ) 映画文化・芸術の振興と映画産業の発展に資する国内各種映画祭の開催に協力する。
    <実施報告>
後援名義使用許諾とともに、映画業界内及び一般の方々への周知に積極的に協力した。
  ホ) 自主審査機関としての映倫管理委員会、映像倫理機構の審査基準を遵守し、映画文化の向上と青少年の健全な育成に努める。
    <実施報告>
映画倫理委員会の定期的な審査報告に対して、意見具申を行うとともに、映倫諸規程の改定等に関し、映画業界内への周知に協力した。
3. 政府関係部門及び内外諸団体との折衝に関する事項
  イ) デジタル化の進展に伴う映画館におけるデジタル上映機器の設置や映画製作の環境整備等について優遇税制措置を図れるよう、関係諸団体と連携し、関係省庁に対して働きかけを行う。
    <実施報告>
映連が行っている「デジタルシネマ導入スキーム」の税法上の諸問題の解決に向けて協力した。
4. 映画文化、映画芸術の振興及び映画産業の発展に寄与した団体、法人、人物等の表彰、顕彰の事項
  イ) 本年第55回を迎える「映画の日」は映画産業の活性化及び振興を図るため「中央式典」を盛大に挙行し、映画産業に対して功績のある人々及び映画業界における永年勤続者を顕彰する。
    <実施報告>
第55回「映画の日」中央式典の開催
  日時: 平成22年12月1日(水)午後1時30分より
  場所: 有楽町 朝日ホール
  永年勤続(40年以上)功労章受章者:94名
 
特別功労章: 岩 淡氏
小林 桂樹氏
木村 威夫氏

以上、3名
5. 全各号に掲げているほか、本会の目的を達成するために必要な事項
    <実施報告>
全各号に掲げているほか、特になし。